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介護職員初任者研修を取得するメリットは?

「介護職員初任者研修」とは?

「介護職員初任者研修」の資格を取得して、どんなメリットがあるのでしょうか。

ご紹介します!

まずは、「介護職員初任者研修」とは?

介護職員初任者研修とは、2013年の介護保険法施行規則改定によって創設された研修です。元々ホームヘルパー2級として位置づけられていた資格となります。介護職の入門資格と思って頂いてOK!

 

【介護職員初任者研修で学べること】
介護職員初任者研修では、介護職として働く上で基礎的な技術や知識を身につけることができます。ここでいう基礎的な技術や知識とは、ご利用者への対応の仕方や人体の仕組み、具体的な介護方法などを指します。カリキュラム内容は厚生労働省が定めています。

簡単に説明します!

1:職務の理解
介護職としての仕事はどういうものなのか、介護の意味など知識を深める内容です。

2:介護における尊厳の保持・自立支援
要介護者となった方の人権を守るために必要なことや、介護職としてどのように向き合うのかを学びます。自立支援についての考え方、目標設定についても学びます。

3:介護の基本
今後の高齢者が増加する社会で、介護職の必要性、安全確保やリスクマネジメントなどを学びます。

4:介護・福祉サービスの理解と医療との連携
介護保険制度や障害福祉サービス制度、医療(医師、看護師、リハビリテーションスタッフ)との連携について学びます。

5:介護におけるコミュニケーション技術
介護職としてのコミュニケーションの重要性を学びます。介護現場では、他のスタッフだけでなく、ご利用者やそのご家族とのコミュニケーションも重要となります。具体的な情報の伝え方など、実践的に学びます。

6:老化の理解
老化による心身の変化や特徴を学びます。

7:認知症の理解
認知症の種別や特徴などの基礎的な部分、認知症に対する社会問題などを学びます。

8:障害の理解
障害に対する基礎的な理解として心理的特徴、行動の特徴や介護者の支援やご家族の支援について学びます。

9:こころとからだのしくみと生活支援技術
入浴や排泄などの日常生活の介助を行う際の重要な動作を基礎から学びます。終末期介護の考え方についても学びます。

10:振り返り
今までの総復習を行い、専門職としての自己課題を認識します。

修了試験:筆記試験
カリキュラム修了後には1時間程の筆記試験があります。100点中70点以上で合格とされており、問題は記述式と選択式が混在しています。試験の難易度は難しいものではなく、あくまでも今までの学習内容から出題となるため、受講し理解すること、復習することが大事になります。

取得にかかる期間は?

前述のカリキュラムは厚生労働省より示されている指針で、その指針に基づき都道府県で実施要項が定められています。130時間をどのような日程で受講するかにより、介護職員初任者研修の取得に要する期間は変わってきます。集中して受講するコースでは、最短で約13日間で取得できます。働きながら取得を目指す方は夜間や週末に受講するコースが設けられているところもあります。受講期間中、体調不良などにより一部のカリキュラムを受講できなかった場合は、補講を受ける必要がありますので、しっかりとスケジュールを管理して受講できるといいですね。

ケアプラス介護スクールは最短13日間で取得できます!

取得にかかる費用は?

次に費用ですが、スクールによってかなり差があります。4万円~10万円程と価格差がありますので、事前にしっかり調べてから通いたいところ。費用だけでなく、講師はどんな人か、実技もあるのか(あればどんなことをするのか)、スクールの雰囲気はどうか、などもスクールを決める際には見ておきたいですね。中には、受講後に指定の事業所へ就職すると受講料が減額となるキャンペーンを行なっているスクールもあります。事前に問い合わせて比較してみることもよいでしょう。

ケアプラス介護スクールは受講費用「0円」です!

 

介護職員初任者研修の資格のメリットは?

生きていれば誰しも「老い」を経験することになります。介護職員初任者研修で介護や高齢者について学ぶことにより、自身や家族の「老い」や「介護」に活かすことができるでしょう。さらに、資格を取得することにより、就職活動にてアピールすることもできます。また、すでに介護職で働いている方にとっては、自身のキャリアアップや給与のアップにもつなげることができます。
現在介護職の需要は現在もすでに高い状態ではありますが、今後の2025年問題(超高齢社会)に向けて、さらに需要が高くなる職種です。いま異業種で働いている方にとっても、転職時に役立つ資格になります。

〇訪問介護事業所(ヘルパー)には必須の資格となります

訪問介護事業所で活躍するためには、ホームヘルパー2級と同じように介護職員初任者研修の資格が必要となります。住み慣れた自宅で生活を続けるために支援をする、ヘルパーのお仕事はとてもやりがいを感じることができますよ。

〇資格手当て等がつき、給料UPに
介護事業所によりますが、介護職員初任者研修について資格手当を支給することがあります。これから就職される方は就職先の、就業中の方はお勤めの事業所の、資格手当等の要件を確認しましょう。

〇身体介護をより安全に行う
カリキュラムに実技があることで、移乗動作や起き上がり動作、歩行介助などの身体介護の基本的技術・知識が学べます。介護施設では無資格で働くことも可能ですが、このような基本的技術と知識を身につけることで、より安全に介護業務を行うことができます。

〇介護業界のキャリアアップにつながる
2013年の介護資格制度の変更により、介護職のキャリアップがよりわかりやすくなりました。その入門としてあるのが介護職員初任者研修であり、その上位資格としては実務者研修、さらに上に介護福祉士があります。実務者研修は介護職員初任者研修と比較すると、介護福祉士の受験資格になるなどのメリットが挙げられますが、介護職員初任者研修より専門的な内容となり、修了に必要な時間も多くなります。まずは介護職員初任者研修を受けておくことで、実務者研修時の履修免除を受けることが可能です。

〇身近な人の介護に戸惑わない
介護の知識や技術を身につけ、身近な人の介護にも活かすことができるでしょう。また、身近な人の介護計画や方針について理解することができ、介護サービスの利用をスムーズに進めることができます。大切なご家族にとっても、支える自身にとっても、安心感が生まれると思います。就職や転職に活かすだけでなく、知識としても身につけておくとよい資格です。

 

今回は介護職員初任者研修について、メリットをご紹介しました。学ぶ内容は共通ですが、スクールによりコース日や価格は違いがあるため、しっかりと調べてご自身に合ったスクールを探すことをおすすめします!

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