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レモンマスク

こんばんは。

 

 

もう夜はクーラーつけずに寝ている波戸でございます。

 

 

涼しくなってきましたね!

 

 

さて、本日は認知症予防についてです。

 

日常のちょっとした変化が重大な疾患の兆候になっていることは少なくない。

 

嗅覚機能が低下する「嗅覚障害」もその1つ。

 

近年の研究では、認知症の初期症状はまず「匂い」に表れると指摘されています。

 

たとえば、腐った食べ物の臭いが分からなかったり、ガス漏れに気付かなかったりする場合は様々なトラブルを招きかねない。

 

しかし、危険性がある一方で、新たな“可能性”も生まれてくる。

 

認知症の初期症状として嗅覚障害が生じるということは、逆に考えれば、脳が匂いの情報を常にキャッチできるようトレーニングすれば、認知症の進行を抑えられる可能性があるということです。

 

香りの刺激で脳の神経細胞の血流を増加させることで、脳が活性化するという考え方だ。そこである研究者が注目したのが「お香(アロマ)」だ。

 

グレープフルーツやレモングラスなど柑橘系のアロマを嗅ぐと、交感神経が刺激されて脳血管が拡張し、大脳皮質の前頭葉の内側領域の血流が増えます。

 

実際に認知症患者で調査したところ、柑橘系の香りを1日2時間連続して嗅ぐと、患者の精神症状や不眠などの認知症の周辺症状が緩和されたそうです。

 

手軽に実践するには「アロママスク」の使用が効果的。

 

レモングラスやグレープフルーツなどの天然アロマ成分を染み込ませたガーゼをマスクの内側に入れ、1日2時間ほど着用すると無理なく脳を刺激できます。

 

アロマオイルなどがない場合は、レモンの皮を絞った液を染みこませたガーゼでもいいでしょう。

 

果実よりも皮の方に匂いの成分が多く含まれているので、皮にすると良い。

 

自宅にいる時は柑橘系のアロマディフューザー(香炉)などを使って嗅ぐことも有効です。

 

日々の暮らしの中で、常に匂いを意識することも心がけたいですね。